タクシードライバーになりたいな!と思っても、実際どんな会社がいいのか、選び方のポイントを知らないという人はおおいです。
そこで、未経験者がタクシー会社を受けようと思う時の、会社選びのポイントをご紹介していきます。
まず、もっとも大事なことは「どうして転職をしたいのか」ということを明確にすることです。
収入面、職場環境と様々ありますが、どの部分が1番重要なのかを自分で見極めることが大事なのです。
そして、転職理由を明確にした後は、タクシー会社はどんな特徴があるのかを理解しましょう。
特徴的によって、自分に合ったタクシー会社を選ぶ目安になります。
それぞれの理由ごとにみていくと、収入面でみている人は、
・タクシー会社でもっとも多い給与形態である、売上によって変動する歩合給が存在していますが、その歩合給が多い会社は給料が高い。
・どの地域でも、大手4社と呼ばれるタクシー会社があります。
そのグループ会社だとそれぞれのメリットを受けられることがあるので、安定して稼げる。
・タクシー会社に属して、働く際には地理試験があるなしが関係してきます。
地理試験がある場合は、人口が多いので売り上げが高く、稼げる。
・ノルマがない。
次に、待遇面でみている人は、
・タクシー会社は、案外駅から離れているような場所に位置していることがほとんどです。
そのため、バスや電車通勤をするのはとても大変なので、マイカー通勤ができる会社がおすすめ。
・研修制度がしっかりとしていることも大切です。
ただ、タクシー会社によって研修期間も時間も内容の多さもかなり違いがあります。
なので、事前に研修内容を確認しておくといいです。
・地方から出て行っても大丈夫なように、寮が完備されている。
・定年制度があるかないかもとても重要です。
多くのタクシー会社が65歳に定年、という形をとっています。
定年制度があると嫌でも退職しなくてはいけないので、長期勤務したいけれども年代的に難しいかもしれない、という人は定年制度がない会社を選んでください。
・2種免許取得制度があるかないか。
次に、環境面でみている人は、
・勤務形態を選べるかどうか。
タクシー業界というのは、勤務形態が複雑なので昼か夜か一定の時間帯に勤務することがなかなかできない状況です。
しかし、近年ではきちんと長年ドライバーとして勤務してもらうためにも、日勤専門か夜勤専門かを選ぶこともできるようになってきました。
どうしてもどちらか一方の時間帯に仕事がしたいと思う人は、選択できる会社にしてください。
・車両設備が充実しているかどうか。
入社してからすぐにはわからないですが、長い目で見ると重要な部分です。
カーナビが付いている、ETCが付いている、クレジット決済可能など設備がしっかりしていることは、お客様が乗りやすいかどうかにも関わってきます。
対応の幅が広ければ、それだけ売り上げにも影響してくるので、考慮すべき点です。
このように、自分の転職理由に合わせてタクシー会社を選ぶことができれば、いざ転職をしても想像と違う、というようなことはなくなります。
実際に転職してみて、すぐに嫌気がさすような会社だと困るので、よくよく検討してから受ける会社は決めるようにしてください。
ただ、収入や職場環境というのは求人や口コミなどを見てもわかりますが、例えば転職をしたい理由が「人間関係が良好」の場合は難しいです。
自分だけで判断できない場合は、転職会社などを利用してもいいかもしれません。