どんな業種でもそうですが、収入というのは行う業務によって変動があります。
ドライバー業に従事したいと希望している人も、当然「収入面」というのは非常に気になる部分だと言えます。
ドライバー業は収入が良い、というイメージがあるかもしれません。
確かに、比較的収入が良いとも言えますが、実際は作業内容に比例しているので、全てのドライバーが高収入というわけではないことを知っておきましょう。
ただ、ドライバーによっては、こんなに作業しているのに給料が安いと感じたり、この作業内容で給料が安いと感じる人もいるので、その点は個人差があると言っても良いです。
では、どのような作業内容のドライバーが高収入なのか、お伝えしていくので、参考にしてみてください。
まず、わかりやすいところでいえば、日中のドライバーよりも夜間にも働けるドライバーの方が収入が高いです。
なぜなら、作業を夜間に行うということは、それだけ身体的な負担も大きくなりますし、不規則な生活を強いることになるからです。
通常眠っている時間に働くので、その分収入が上乗せされると覚えておきましょう。
また、夜間ドライバーは作業内容によって収入がかなり変わってくることでも有名で、ただ単に荷物を運搬しているだけであれば日中ドライバーとの差はそこまで大きくありません。
しかし、積荷をおろしたり、積んだりすることも必要になってくると、その分作業が増えるため、収入が高額になります。
やはり、作業内容的に肉体労働がつきものの場合は収入がその分多くなりますし、長距離運転の場合も収入が多くなります。
また、ドライバーの作業内容だけではなく、運転するトラックの種類によっても収入が変わります。
トラックなんてどれも同じじゃない?と思うかもしれませんが、実際は違いがあるのです。
例えば、特殊トラックでわかりやすのは、ゴミ収集車や生コンです。
運転と作業がセットになっていて、かなり重労働になるので、収入もその分かなり高くなります。
同じように、産業廃棄物を扱うドライバーも扱うものが特殊なので他のドライバーよりも収入が高いです。
ドライバーという職業を運転する人というようなイメージを持っている人は、そのような業務内容を選んで入社するかもしれません。
そうなると、思っていたよりも給料が安くて驚くでしょう。
運転と作業がセット、もしくは特殊なトラックを扱うなどしなければ収入はそこまで高くありません。
ただ、収入だけで決めてしまうと思っていたよりも作業内容が過酷だったとか、油断してケガをしてしまうということもあるので、安易に決めないことが重要です。
収入が高いドライバー業というのは、必然的に少ない人材で回していることも多く、それだけ勤務も大変になってくることもあり得ます。
なぜ、人材が少ないのか、というと前出したように収入だけで決めてしまった人が、作業内容が思っていたよりもハードですぐに辞めてしまい、結局人材が確保できないというような状況がよくあります。
そのため、勤務は大変かもしれませんが、それだけ希少価値のあるドライバーとして働くことができるので、その分収入を安定して得ることができて生活が豊かになった、という人も多いです。
収入も非常に大事ですが、自分の健康面ももちろん大事な部分になるので、しっかりと考えた上で仕事は決めましょう。
より収入を得たいという場合は、特殊車両の免許を取得してから仕事を探しても遅くはありませんよ。