タクシー運転手は収入にとても差がある職業の一つです。
乗せたお客さんの数や距離での歩合的な割合が高く、それが給料に反映されます。
お客さんを乗せる為のテクニックのあるなしがとても重要となり、経験、年齢に関係なく結果を出すことができます。
逆を言うと、長年やっている人でも稼げていない人は稼げないのです。
それはいったいなぜなのでしょうか。
①分析力が無い
目の前で起こっている事は何を意味しているのか、そこに考えが至らない人・考えようとしない人は分析力が足りないと言えます。
例えば街中で同じデパートの紙袋をかかげている人が多いのに気づけばセール中などで買い物客が多いことが分かります。
荷物を持っているお客さんはタクシーを利用する可能性があります。
このように何かに気付ける人は稼げるドライバーなのです。
分析力があれば、事前に情報収集をし、この辺でイベントがあるとか、野球の試合が延長で長引いているからスタジアムの近くを車を流してみようという行動に出るのです。
②売り上げに無頓着
当たり前ですが、自分の売上に執着がない人は稼げない人の特徴です。
歩合制でも月々の給料はもらえるわけで低い額に甘んじることもできます。
そこで満足してしまうと収入を増やせる要素が出てきません。
「今日はあといくら売上を出せば目標を達成できる」といった具体的な数字を意識すると、それが行動に反映されます。
例えば自分の給料を時給換算してみると、自分の仕事ぶりが見えてきます。
数字を出すことによって他の人と比べて稼げている・稼げていないというのが比較できます。
お客さんを乗せていない時間が多いとガソリン代が会社のコストとなり損失を増やすだけです。
売上に無頓着だとデメリットばかりが増えてしまうのです。
③体調管理ができない
健康である事はどの仕事をする上でも基本的なことです。
タクシー運転手にももちろん言えることで、より一層のケアが追及されます。
運転は視力を使うもので目の疲労は腰や肩に影響します。
目が疲れていると道でタクシーを拾おうとしているお客さんを見落とす可能性もあります。
また、疲れていれば集中力も切れやすくなり、今の時間の狙い目のエリアはどこであるかなどを思い巡らす思考力も鈍ってしまうのです。
目の疲れを和らげる目薬を常備することも必須です。
運転する時間が長いからこそ、それに耐えられるだけの体力はとても大切です。
勤務中も適度な休憩をはさみ、リラックスをすることでも身体の負担は異なります。
できるタクシー運転手はこの切り替えがうまい人とも言えるのです。