タクシー転職大学では各項目の授業を質疑応答形式で行った内容を記事として公開しています。転職の参考にしてください！

■面接のポイント

—面接時の服装に決まりはありますか？

丹沢教授—特に決まりないです。スーツの方も私服で来る方もいます。

—面接時に必要なものは？

丹沢教授—履歴書、運転免許証とやる気ですね！

—履歴書の内容に関する注意点などありますか？

丹沢教授—あまりにも読めないような字だと困りますね。

—面接方法は？

丹沢教授—面接は直接来社していただく形式のみで電話や出張面接は行っていません。質問などの問い合わせなどはお電話でも可能です。

■必ず聞く質問

—必ず聞く質問はありますか？

丹沢教授—前職がタクシードライバーだった場合はどのエリアで営業をしていたのか、平均の売上はいくらだったのか、
他業種だった場合はどんな仕事をしていたか、退職理由を聞きます。

タクシー運転手は個性が強い方が多く乗務員同士でトラブルになったりすることもあるので前職でトラブルがあって退職をした方に関しては慎重になりますね。

—面接時に見る点やマナーなどはありますか？

丹沢教授—しっかりと目を見て話せるかどうかですね。タクシーの仕事は接客業なので面接ですが実際に乗務員として仕事をしているという仮定として見て相手のしぐさや態度、受け答えがちゃんとできるか、接客マナーは常に意識して見ます。

■不採用になるケース

—不採用理由で多いケースは？

丹沢教授—しっかりと受け答えができない方ですね。おどおどしていたりすると実際に働いてもお客様からのクレームの原因になってしまいます。意思疎通ができないイコール接客業には向いていないという判断をしています。

■採用ポイント

—採用するポイントはありますか？

丹沢教授—ハードルはそんなに高くはないので決定的なものはありませんが弊社で働きたいという強い気持ちというかアピールがあると良いですね。そこもやる気の部分に共通すると思うので。

■面接から乗務までの流れ

—採用後の流れを教えてください。

丹沢教授—採用後は健康診断に行ってもらい普通免許のみの方は二種免許を取得してもらいます。期間は最短で8日間です。
二種免許が取得できたら東京タクシーセンターで乗務員の登録をするために新人講習を4日間受講します。

4日間の講習のうちの3日目に地理試験を受けて合格したら乗務員としての登録は完了します。その後、社内研修を5日間くらいと弊社が日の丸自動車グループなので日の丸自動車の無線やマナーに関する研修を1日行います。

最後に同乗指導を行ってタクシードライバーとしてデビューすることになります。採用になったから乗務開始まで早くて大体1ヶ月後くらいになります。

現任（東京特別区エリアのタクシー会社で過去2年以内に経験が有る）の方は日の丸自動車の研修と社内研修5日間と同乗指導だけですぐ乗務開始できます。

■タクシー会社を選ぶポイント

—面接官から見て求職者が良いタクシー会社を選ぶ際に重視したほうが良いポイントはありますか？

丹沢教授—弊社がそうですけどすごく小さい会社なので管理者と乗務員さんとの距離が近くとてもアットホームで仲が良いので
そんな会社が良いと思います。仲が良いと色んな相談もしやすいと思うので。

※記事の内容に関しまして
記事の内容のすべてが教授が在籍している企業の就業条件の内容を特定したものではありません。