タクシー転職大学では各項目の授業を質疑応答形式で行った内容を記事として公開しています。転職の参考にしてください！

■教員からタクシードライバーへ

ータクシードライバーになる前は？

H・M教授ータクシードライバーとして働く前は中学、高校の教員をしていてその後歯医者の受付を経験して現在に至ります。

ータクシー業界に転職をしようと思った理由は？

H・M教授ー前職の歯医者の受付の時は女性社会で女性ならではの独特な団体行動やルールみたいなものに疲れてしまって一人で仕事をしたいなと思ったことと元々車の運転も好きだったことがきっかけです。

■女性ドライバーのメリット

ータクシー業界は圧倒的に男性が多い中で女性の乗務員として勤務していて何か得をされたこととか嬉しかったことなどありますか？

H・M教授ーチップを頂けることが多いです。その他お菓子や食べ物とかもあります。同期の男性乗務員に話したらそんなに貰えたの！？と驚かれるのでそこは女性ならではなのかなと思っています。

道を少々間違っても許して頂けるなんてこともありますね。女性だから許すよーとか言っていただけることもあります。そういう時は女性で良かったなって思いますね。

■女性ドライバーのデメリット

ー逆に女性だからこそ大変なこと、困ったことはありますか？

H・M教授ーお客様に連絡先を聞かれたりする時は困りますね。セクハラ発言とかもあります。隔日勤務で働いているので夜のお酒を飲んでるお客様も多いので、良くも悪くも色々なお声が掛かります。

女性ならではの体調不良とかもありますがタクシードライバーは好きな時に休憩出来て自分のペースで働けるのでこの点はタクシーの良いところだと思います。

ー休憩はどのように取られていますか？

H・M教授ー私は小さい休憩をコツコツ取りながらポイントでガッツリ休むという感じです。

ー女性だとどこで休憩するのか、トイレはどうしているのか気になります

H・M教授ートイレは営業エリアごとに利用するトイレを前もって決めています。このコンビニはトイレがあるとかこの施設は女性専用のトイレがあるとかを把握するようにしています。

仮眠をとる時はあまり人通りの多いところにしないようにしています。

ーお子様がいらっしゃっても働いている女性ドライバーもいると聞きますがご自身がお子様がいたとしても続けられる仕事だと思いますか？

H・M教授ー子供が小さいうちは難しいと思いますが家族の協力が得られれば隔日勤務であれば次の日は自宅にいれますし出来なくはないと思います。

ー実際に経験されて女性はタクシードライバーに向いていると思いますか？

H・M教授ーよくお客様に言われるんですけど女性乗務員の車の方が安心するとか物腰が柔らかいとか目的地が短距離であっても言いやすいというのは言われますね。

ー総体的にはきついお客様に引っかかりにくいと

H・M教授ー怒られることはもちろんありますけど怒られることには理由があるので今後はそのようなことにならないように気を付けようと勉強にもなるのですべてがマイナスではないと思っています。

■女性でこれからタクシードライバーになろうと思っている方へのアドバイス

日本交通新木場営業所は比較的女性ドライバーが多いので先輩乗務員さんに接客に関してのアドバイスとか色々なお話を聞くことができるので女性でタクシードライバーになろうと思っている方は女性ドライバーが多くいるタクシー会社を選んだ方が良いと思います。男性には聞けないことも多々あるので。